読み聞かせボランティアに参加してみたいけど、どうすればいいのかな?
どんなメリットやデメリットがあるのかな?
この記事では、読み聞かせボランティアの種類と参加方法、参加することのメリットやデメリットについて解説していきます。
読み聞かせボランティアとは
読み聞かせボランティアは、子どもたちに対して、絵本の読み聞かせを行うボランティアです。
活動の場所としては、幼稚園や小学校、公共図書館などがあります。また、地域のイベントなどで読み聞かせを行うこともあります。
読み聞かせボランティアのメリット
読み聞かせボランティアは基本的に無償です。金銭的な報酬はありません。
ではメリットは何かというと、精神論的な答えになってしまうのですが、次のようなものがあります。
- 子どもの喜ぶ顔が見られる
- 絵本についての知識が増える
- 子育てに生かすことができる
1つめについては、このボランティアのいちばんうれしいところかなと思います。思わぬリアクションが返ってきたりして、面白いですよ。
また、回数を重ねたり、他の読み手さんと交流することで、2つめのように絵本の知識が増えていきます。本業で本を扱っているかたには、仕事の勉強を兼ねられるので良いメリットだと思います。
私がママになったとき、実感したのは3つめです。我が子と一緒に読みたい本がいろいろ浮かんで、楽しかったのを覚えています。
読み聞かせボランティアのデメリットと対策
読み聞かせボランティアをすることで起こりうるデメリットには、次のようなものがあります。
- 拘束時間が負担になる
- 雰囲気が合わず負担になる
読み聞かせボランティアとひとくちに言っても、団体によってメンバーや雰囲気は様々です。
絵本が好きという共通点はあれど、価値観や考えかたは一人ひとり違いますよね。こうした場合の対策を考えてみました。
拘束時間についての対策
→自分の中で上限時間を決めておきましょう。
時間に対する感覚は個人差が大きいです。なかには終了後歓談があったりして時間の区切りが曖昧なこともあるので、自分のタイミングを優先してサクッと帰りましょう。
皆さん、無理なくできる日に参加されています。
読み聞かせが終わったあとは即帰るかたもいますので、自分のペースで大丈夫ですよ。
雰囲気についての対策
→事前見学をおすすめします。
雰囲気も団体によって千差万別です。ゆるやかに活動したいと思っている人が、熱血系の団体に所属してしまったら苦しいですよね。逆も然りです。
ミスマッチを避けるためには、できたら加入前に実際の読み聞かせを見学することをおすすめします。その際に、メンバーの方たちの雰囲気や会話なども見ておくと、加入後のイメージがしやすいです。
ボランティアを志願される人は、基本的に人を喜ばせるのが好きなやさしい人が多いです。それゆえ、根を詰めて疲れてしまうこともあるかもしれません。
自分のペースを第一に、負担にならない範囲で参加するのが楽しく活動するポイントだと思います。
公共図書館の読み聞かせボランティア
活動場所 | 公共図書館など |
メンバー | 地域に住む人たち |
活動頻度 | 月1回程度 |
活動時間 | 団体による |
募集時期 | 随時であることが多い |
問合せ先 | 団体の代表者 |
公共図書館では、読み聞かせボランティア団体がいくつか活動していることが多いです。時間帯などは団体によりますが、午前10時頃や午後2時頃が多い印象です。
また、子育て支援センターや幼稚園、小学校などに招かれて読み聞かせをすることもあります。
問合せ先については公共図書館窓口で把握していることが多いので、参加や見学はまず図書館窓口へ問い合わせてみるのがよいと思います。
小学校の読み聞かせボランティア
活動場所 | 小学校 |
メンバー | 保護者・地域に住む人 |
活動頻度 | 月1回程度 |
活動時間 | 主に朝の15分間 |
募集時期 | 新年度4月頃 |
問合せ先 | 各小学校 |
小学校の読み聞かせボランティアは、各学校ごとに募集を行っています。子どもが在籍中の保護者が主ですが、卒業後もそのままボランティアを続けている方や、地域に住んでいて参加されている方もいます。
参加や見学を検討されているかたは、まずは小学校に問合せてみるのがよいと思います。
最後に
読み聞かせボランティアは、あくまでもボランティアなので報酬などは発生しません。
それでも、読み聞かせを楽しみにしてくれている子どもたちの笑顔は大きな励みになりますし、他の読み手さんと交流することで絵本の知識が深まったり、自分のスキルを磨いたりすることができます。
もし興味がおありのかたは、無理のない範囲で参加してみると面白い発見があるかもしれません。
読み聞かせボランティアをやってみようか迷われているかたに、なにか参考になればうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。