
こんにちは。でこぺんです。
今日の一冊は絵本「せかいいちのおおどろぼう」です。
世界中のありとあらゆるものをぬすんだおおどろぼう。
世界一びんぼうな村にすむミラと出会います。
貧しい村から「びんぼう」をぬすんでほしいというミラ。
「びんぼうをぬすむなんて あさめしまえの こんこんちきだ」
おおどろぼうは、あの手この手でミラの村からびんぼうをぬすみだそうとします。





ところで、びんぼうって何でしょう。
おおどろぼうがみんなにお金をくばっただけでは、ミラの村からびんぼうはなくなりませんでした。
農家に種を、大工にくぎやのこぎりをくばっても、やっぱりびんぼうはなくなりませんでした。
おおどろぼうはそのたびに、「あさめしまえの こんこんちきだ」と新しい工夫をこらします。
おおどろぼうとミラは、村からびんぼうをぬすみだすことができるのでしょうか。
豊かさってなんだろう。
自分にできることってなんだろう。
おおどろぼうと一緒に、深く考えさせられる一冊。高学年への読み聞かせにもおすすめです。











