
こんにちは。
今回は、司書でこぺんが選ぶ夏の俳句10句をご紹介します。
街路樹はキリンの歩幅風薫る
ー土肥あき子
起立礼着席青葉風過ぎた
飛び込みのもう真っ白な泡の中
ー神野紗希


うき草や今朝はあちらの岸に咲く
ー乙由
障子あけておく海も暮れきる
ー尾崎放哉
ああ今日が百日草の一日目
ー櫂未知子
みづうみのみなとのなつのみじかけれ
ー田中裕明
たった17音にきっぱりと、夏を閉じ込める潔さ。選びきれず今7句ですが、残り3句も適時追記していきます。
句作のお供に
四季の季語がこの一冊に。一年を通して使える、俳句作りの頼もしい相棒です。
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