心のコップに「自信」の水を満たそう がんばる力は貯められる

心のコップに自信の水を
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こんにちは。でこぺんです。
今回は、心のコップに「自信」という水をそそぐ、という考え方をご紹介します。

心に毎日お水をあげて、自信をコップに入れてあげることは、子育て中のパパさんママさんだけでなく、誰にとっても心が豊かになる、自分自身をいつくしむ行為になります。

目次

心のコップとは何か

大人ならば、家事や仕事や子育て。子どもならば、学校や勉強、部活や習い事。それに人間関係など。私たちが日々いろいろなことを頑張れるのは、頑張るための栄養が心にたくわえられているからです。

心の栄養は放っておけば、忙しい毎日のなかで少しずつ減ってしまいます。

シロクマくん

心の栄養がなくなってしまったら、頑張れなくなってしまうね…。

だからこそ、意識的に、日々心に栄養を届けてあげる必要がありますね。

心の栄養の入れ物は、コップのようなものです。コップのなかに、良質なおいしいお水を満たしてあげることが大切なのです。

心のコップの大きさは人それぞれです。コップが大きければたくさん水が入りますが、小さなコップならばこまめに水を補充してあげある必要があります。

自分の、あるいは水を注いであげたい相手のコップの大きさをよく観察してみましょう。

心のコップに注ぐのは「自信」という水

心のコップに注ぐのは「自信」という水です。

日々の小さな壁にぶつかったとき、心のコップに「自信」の水がたっぷりあれば、「自分ならできるかも」「やってみようかな」と乗り越えていく力になります。

心のコップに「自信」の水を注ぐ、3つのポイントを紹介します。

  • 自分(相手)の良さをよく見て認める。
  • 自分(相手)の良さを、「〇〇する力がある」という言葉にしてみる。
  • 自分(相手)を主人公にしたほめ方をする。

1つずつ解説していきます。

1.自分(相手)の良さをよく見て認める。

「良さ」を認めることは、小さなことからでOK。大げさな特技などなくても大丈夫です。

例えば朝、目覚ましでスッと起きられた。これだって、よくやったねとほめていいんです。

(例えば大人なら)
昨夜は残業で疲れていたのに、今朝きちんと起きてえらいね。

(例えば子供なら)
自分で起きられるなんてすごいね。小さい頃はママが起こしていたのに、さすが〇年生だね。

お子さんに伝えるときは、さらに、うれしい気持ちをプラスして伝えるとなお良しです。「元気に起きてきてくれて、ママうれしいな」のような感じです。

捉え方次第で、どんな行動も自信の水に変えていくことができます。宝さがしをするような気持ちで、「良さ」探しをぜひ楽しんでみてください。

2.自分(相手)の良さを、「〇〇する力がある」という言葉にしてみる。

次のステップでは、「良さ」を「〇〇する力がある」という言葉に置き換えていきます。たとえば上で書いた「朝目覚ましでスッと起きられた」という「良さ」を置き換えるなら、

気持ちよく一日をスタートできる力があるね。

のような感じで。

「〇〇する力」をたくさん見つけられると、自分にはできることがこんなにあるんだと自信がついてきます。

3.自分(相手)を主人公にしたほめ方をする。

さらに、自分(相手)を主人公にしたほめ方をすると、より自信が深まります。上の「朝目覚ましでスッと起きられた」の例でいうと、

一日を気持ちよくはじめられたね。自分の機嫌を自分でとれるのは大切なことだね。今日これから、どんな気持ちですごそうか?

のような感じですね。

自分(相手)が主人公ということは、自分(相手)には人生を切り拓いていく力があるということです。自分で決めて自分で行動することが、幸福度のカギだという調査結果もあります。

「心のコップに自信の水を満たす」という考え方は、森田直樹さん著『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』の中で提唱されています。

不登校解決をテーマにした本ですが、不登校に限らず子育てや大人の心育てにも通じる考え方だと思います。ご興味のある方はぜひご一読ください。

つづけることでコップを満タンに

心のコップに「自信という水を」02

上でご紹介した『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』の中で、著者森田さんは、毎日続けることの大切さを述べています。

その人の「良さ」を、

  • 毎日3つ以上見つけ
  • その時その場で
  • 気持ちを伝える

たとえすぐに変化が目に見えなくても、心のコップには自信の水が一滴ずつ溜まっているのだと信じて続けることが大切なのだそうです。

子供に伝えるときは、反応がなくても、反抗的な言葉が返ってきても気にせず、「ママは本当にそう思うんだよ」とさらりと伝えていくのがよいのだそうです。

書き留めることの相乗効果

その日どんなことをほめたのか、記録をつけることでさらに相乗効果が期待できます。

  • 書き留めることで、その人の「良さ」が視覚化されて心にのこる。
  • 「どんなときに、どんな気持ちや言動になるのか」のパターンが見えてくる
  • 「良さ」の蓄積が自信につながる

一滴一滴はちいさな水滴でも、いつか心のコップが満たされたとき、自信をもって行動することができるようになります。

宝探しをする気持ちで、毎日の中から自分の、あるいは誰かの「良さ」を探してみてください。

いかがでしたでしょうか。
今回は「心のコップを自信という水で満たす」についてお伝えしました。

最初は照れくさくても大丈夫。ぜひ心のコップにおいしい水を、たくさんそそいであげてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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この記事を書いた人

はじめまして、でこぺんと申します。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。

2児の子育てをしながら、本と子どもに関する仕事をしています。日々をリラックスして楽しくすごすためのお役立ち情報を発信しています。

*certification*
図書館司書
学校図書館司書教諭
学校教員免許
(小/中/特別支援)

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