大切にされる自分になる いじめやマウントに合いやすい人の特徴と対策

大切にされる自分になろう
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こんにちは。でこぺんです。
この記事では、いじめやマウントの対象になりやすい人の特徴と、その対策についてお伝えします。

これらの特徴がある人を、否定する記事ではありません。私も若い頃ずっと、いじめやマウントに悩んでいました。

同じように苦しむ人が少しでも減ればいいなと思って、この記事を書きました。

もしつらい気持ちになりそうなときは、そっと記事を閉じてくださいね。無理せず読める時期がきたら、いつか見てもらえたらうれしいです。

目次

軽んじられやすい人の3つの行動

いじめやマウントの対象になりやすい、軽んじられやすい人には、いつもとってしまう3つの行動があります。それは

  • 同意
  • 謝る
  • 笑顔

お決まりの行動パターンとして、ほとんど無意識のうちに、この3つの行動を行っていることが多いです。

私もそうでした。

この3つの行動を取り続けることで、相手にどのような印象を与えてしまうのか解説していきます。

いつも同意

私もそう思う!私もそれが好き!

みんなの行きたいお店がいいな!

ランチを食べるお店や、遊びに行く場所。好きな音楽やアニメ。意見を求められる機会って、けっこうあります。そんな時、いつも相手に同意しかしなかったら、相手はこう思います。

シロクマくん

自分の意見がないんだな。じゃあ、この人の考えは気にしなくていいや。私の考えを押し付けてもいいや。

いつも謝る

ごめんね、怒ってる?

あの人が怒ってるのは私のせいかな?

本当は謝罪すべき場面ではないのに、相手の機嫌を取るためや、場の空気を丸く収めるために、「ごめんね」と言ってしまう。こんなことが続くと、相手はこう思うかもしれません。

シロクマくん

この人は私の機嫌を取ってくれて当然だ。もっと機嫌をとって私に尽くしてよ。

いつも笑顔

(本当はやりたくないけど)
いいよ、やっておくよー。

(いやがらせをされても)
びっくりしたー、あはは。

本当はイヤなのに、相手の機嫌を損ねるのがこわくて、つい笑顔でやりすごしてしまう。こんなことが続いたら、相手はこう思うでしょう。

シロクマくん

この人には何をしてもいいんだな。雑に扱ってもいいし、ストレスをぶつけてもいいんだな。

いつも同意・謝罪・笑顔をしてしまう理由

いつも同意・謝罪・笑顔のパターンから抜け出せなくなっている人の心には、こんな思い込みが潜んでいます。

  • 相手を不機嫌にさせてはいけない
  • 相手を怒らせると大変なことになる

その背景には、幼少期の環境やトラウマなどがあるかもしれません。

  • 父親が気分屋で、いつも機嫌を取っていた
  • 親を怒らせるとひどいことをされた
  • 学生時代にいじめを受けたことがある …など

こうした経験によって、「人は怒らせるとこわい」「私は嫌われる人間だ」などの認識が心に深く根付いてしまうと、「相手を怒らせないこと」「嫌われないこと」ばかりに意識が向いて、自分の本当の気持ちが置いてきぼりになってしまいます。

そうして上記のように自分を軽んじたふるまいをしてしまい、その結果として相手をつけあがらせ、「いじめてもいい人」「マウントを取っていい人」として扱われてしまうことになります。

自分のパターンに気づいて変える

こうした行動パターンは、いつからでも、自分の力で変えてゆくことができます。いくつか、改善のための例を挙げます。

  • 自分の行動パターンに気づく。
  • 他人軸から自分軸に変える。
  • 過去ではなく「今」の自分で行動する。

ひとつづつ解説していきますね。

自分の行動パターンに気づく

まずは、自分がどんな行動パターンをもっているのか気づくことが最初の一歩です。思考のクセや行動のクセをよく観察してみましょう。

ノートやメモに気づいたことを書き出してみると、クセを客観的に把握することができます。

他人軸から自分軸に変える

「他人がどう思うか」「他人を怒らせないように」、これは他人を基準にした他人軸です。一方で自分軸とは、「自分がどうしたいか」「自分はどう考えるか」が基準になります。

最初は、行動が伴わなくても大丈夫です。まずは心の中で「私はこうしたい」「私はこう思う」と言葉にしてみましょう。

慣れてくると、自分の言葉が出てきやすくなります。「今なら言えそう」というタイミングがきたら、ぜひ、自分の思いを口にしてみてください。

過去ではなく「今」の自分で行動する

あなたの過去には、怒らせないようにしなくては生きていけない理由があったでしょう。それは、怖い親だったかもしれないし、いじめてくるクラスメイトだったかもしれない。

ですが、今目の前にいる相手は、昔怖かったその人ではありません。

そして何よりあなたも、昔のあなたではありません。「あまり変わっていない」と自分では思うとしても、いろいろな経験を重ねる中で、確実に、過去のあなたよりも成長しています。

過去とは別ものである今や未来を、つらかった過去と同じように生きる必要はありません。

こうありたいと思う自分で、これからを過ごすことは必ずできると思います。

おわりに

すぐに大きな変化はないかもしれません。ですが自分の思いを大切にしていくと、「私はこういうふうに考える人なんだな」「私はこういうことが好きで、こういうことはイヤだ」と、自分が自分の良き理解者になります。

「自分のいちばんの味方」として、自分の心の声を大切にしてゆくと、「この人は自尊心のある人だ」「この人を大切に扱おう」と、周りの人への印象が変わっていきます。

自分の心の声を軸にして、人から大切にされる自分になっていきましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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この記事を書いた人

はじめまして、でこぺんと申します。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。

2児の子育てをしながら、本と子どもに関する仕事をしています。日々をリラックスして楽しくすごすためのお役立ち情報を発信しています。

*certification*
図書館司書
学校図書館司書教諭
学校教員免許
(小/中/特別支援)

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