突然ですが、キャンドルはお好きですか?
炎のゆらめきには、1/fゆらぎという癒しの効果があるとされています。
この記事ではキャンドルの魅力と、暮らしのなかにキャンドルを取り入れる方法について解説します。
きっかけは北欧ブーム
はじめてキャンドルを購入したのは数年前、北欧ブームが世間一般よりだいぶ遅れて私にも到来したころです。Webサイトで見つけた、フィンランド製のキャンドルホルダーに一目惚れをしました。イッタラ社のカステヘルミという製品です。
はじめて火を灯したときは感動しました。オレンジ色の炎が芯を伝って伸び、ゆらゆら揺れる様子はとてもきれいで、ぼんやり見つめていると心が落ち着いていくのを感じます。
この心地よさは単なる雰囲気によるものではなく、実は根拠があると言われています。
1/fゆらぎ
水の流れや、波音、草木が風にそよぐ様子など、自然の中にはさまざまなゆらぎがあります。
いつも一定なようでいて、実は不規則なゆらぎ。
この「規則性」と「不規則性」の調和したゆらめきを1/fゆらぎといいます。
キャンドルの炎にも、この1/fゆらぎがあると言われています。ちらちらとゆらめく小さな炎は、なんだか生き物のようでかわいらしくもあります。
たしかに、たき火やキャンプファイヤーは不思議な魅力がありますね。木がパチパチはじける音と炎のゆらめきが相まって、心癒されます。
思い立ってすぐにキャンプファイヤーはできませんが、キャンドルは炎のゆらめきを手軽に取り入れることができます。
小さな炎ですが、手元に置いて眺めるには十分な明るさと美しさがあります。
おすすめはティーライトキャンドル
ひとくちにキャンドルといっても、いろいろな形状のものがあります。初めてのかたにおすすめしたいのは、ティーライトキャンドルです。
ティーライトキャンドルとは
高さ2cm×直径4cmほどのちいさなカップに入ったキャンドルです。これをキャンドルホルダーの中に入れて使います。キャンドルが倒れたりする心配がなく安心です。
写真のティーライトキャンドルは私が普段使っているもので、白い無臭のオーソドックスなタイプです。他にもいろいろな種類があり、ロウにきれいな色やよい香りのついたタイプもあります。
キャンドルホルダーはネットや雑貨店などで千円くらいから購入できます。色やデザインも豊富なので、お気に入りを見つけてみてくださいね。
ふだんのくらしにキャンドルを
使い方を覚えたら、日常のお好きな時間にキャンドルを取り入れてリラックスしてみましょう。たとえばこんな使い方もあります。
デスクにキャンドル
在宅ワークやテレワークのおともにおすすめです。PC作業に疲れたら、キャンドルを灯して気分転換。書類などに飛び火しないように、自然とデスクの上をきれいに保ちたくなるうれしいオマケ効果もあります。
お風呂でキャンドル
キャンドルと好きな飲み物をもってお風呂に入れば、リラックス空間に。今日の反省や仕事のことから離れてゆったりしましょう。タオルなどがキャンドルにかからないようお気をつけください。
料理とキャンドル
特別な料理じゃなくても、テーブルにキャンドルがあるだけでちょっと華やかになります。気負わずいつもの食事やおやつの時間に、キャンドルも一緒に並べてみましょう。
火を使わないLEDキャンドル
キャンドルを使うとき、気になるのは火の元の安全ですよね。
火を使うのは心配、寝転んでベッド周りで使いたい、などの場合には、火を使わないLEDキャンドルがおすすめです。
充電式や電池式、アロマ付きなどスタイルに合わせて使うことができます。素材も、樹脂製のものからガラスに入ったもの、木の皮を巻いたものまでいろいろな種類があります。
私のおすすめは、本体に本物のロウが使われているタイプです。ふんわりと甘いロウの匂いがして、火をつかわずともキャンドルの癒しを感じることができます。
火ではなく電気なので火の元の心配は不要ですが、消し忘れが気になる場合にはタイマー付きを選べばさらに安心です。
生活スタイルや使いたい場面に合わせて、好きなキャンドルを探してみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。