割れた陶器って捨てるしかないのかなあ。気に入って使っていたから、再利用できたらいいのにな。
おしゃれに再利用する方法があるよ。アクセサリーやタイルに生まれ変わって、また使うことができるんだよ。
この記事で分かること
- 割れた陶器をアクセサリーやタイルに再利用する方法をお伝えします。
- 割れた陶器を砕いて研磨した、トウジャRe(とうじゃり)という素材を使ったワークショップの時の体験談です。
陶器をおしゃれにリサイクルしたい!
お気に入りのお皿やカップが割れてしまうとショックですよね。金継ぎなどのスキルもない私は、割れた陶器は泣く泣く処分してきました。
今回出会ったのは、割れた陶器を砕いて研磨した、トウジャRe(とうじゃり)という素材。こちらを使って作品を作ることで、陶器をまた別の形で生まれ変わらせることができます。
ワークショップに参加してきました。その様子をお伝えします。
トウジャRe(とうじゃり)を使ってリサイクル
この、手前の破片のようなものがトウジャRe(とうじゃり)です。
- 割れた陶器を粉砕機で砕いたものです。
- 粉砕の過程で断面が研磨され、触っても危なくない丸みのある仕上がりになっています。
- 東日本大震災で大量に割れた陶器の再利用方法として、NPO法人MCAAにより考案されました。
- MCAAは(エムシーエーエー/Mashiko Ceramics and Arts Association)の略です。
写真上部に写っている六角形のタイルも、トウジャReを使って作られたものです。
ブローチを作ろう
- 小さめのトウジャReを選ぶ。
- トウジャRe同士をボンドで接着する。
- 裏面にピンを接着する。
- できあがり!
こんな感じにできました。好きなパーツを選んだら接着するだけなので、小さなお子さんも一緒に楽しめると思います。
ビーズや天然石などを組み合わせてもいいね♪
アクセサリーを作ろう
- ブローチの時のトウジャReよりも、さらに小さいものを選ぶ。
- レジンとトウジャReを型に入れて硬貨させる。
- 好みのアクセサリーパーツを付ける。
- できあがり!
いくつかの色のトウジャReを組み合わせるときれいです。ネックレス以外にも、パーツ次第でイヤリングや指輪などにもアレンジできますね。
おわりに
職人さんが手間暇かけて焼き上げた陶器。割れてしまった陶器を捨ててしまうのではなく、再利用する道があるということを知れてよかったです。トウジャReを使用した他の作品は、MCAAフェイスブックのほか、土祭公式ページで見ることができます。
夏休みの工作にもいいですね。子供たちと一緒に作れば、ものを大切にすることを伝えられそうです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。