疲れたなと思うとき、元気になる方法はいろいろありますが、大きく二つのタイプに分けることができます。あなたはどちらのタイプでしょうか。
- ひとりの時間をゆっくり
- みんなと一緒にわいわい
この記事は「ひとりの時間をゆっくり」に当てはまる人に向けて、ひとり時間を充実させる方法について解説しています。
内向型と外向型
人には、もってうまれた気質のようなものがあります。それは善悪や何が正しいというようなものでなく、その人だけに与えられたギフトのようなものです。
大まかに説明すると、パワーチャージの方法には下記のような違いがあります。
- 外向型の人は、たくさんの人と交流するなど、外へ向かう活動によってエネルギーを得ます。
- 内向型の人は、ひとりでマイペースな活動に没頭するなど、内へ向かう活動によってエネルギーを得ます。
自分がどちらの性質を強くもっているか知ることは、心地よく生きるためのヒントになります。
人はグラデーション
人はそれぞれのなかに多様な性質を同時に持ち合わせながら暮らしてます。自分が内向型と外向型どちらの側面をより強く持ち合わせているかを知ることで、自分にとっての心地よい暮らしかたをデザインしやすくなります。
ちなみに私は内向型タイプです。ここからは内向型の人がパワーチャージする方法について解説していきます。
ひとり時間が必要な理由
現代社会で生活していると、ひとりになる時間って案外ないものですよね。職場や学校に行けば同僚やクラスメイトがいますし、一人暮らしでなければ家に帰れば家族がいます。
だからこそ内向型の人には、ひとりの時間を意識してつくることが必要になってきます。
内向型の人にとってひとり時間は、エネルギーをチャージする大切な時間です。内面を回復し満たしてあげることで、元気に活動することができます。
ひとり時間でしたいこと
まずは物理的にひとりになることでリフレッシュできる内向型さんは多いです。
家族と部屋を分けられない場合には、ひとり時間と決めた間はテーブルを相席ではなくひとりで使うなど、できる範囲で工夫してみましょう。ひとりになってお茶を飲むだけでもほっと力が抜けるはずです。
数時間や半日など、長めのひとり時間をつくれるかたは、ぜひ自分のやりたいことに思い切り没頭してみてください。
内向きさんにおすすめの活動は…
- 自分の世界でゆっくりすること
- 興味や知的欲求を満たすこと
- 創作活動
たとえば読書や音楽鑑賞、絵を描く、料理、刺繍や工作など、いろいろありますね。
内向型の人は内面に広い世界をもっているので、そこに立ち返ることでパワーチャージできます。
いろいろ試しながら、自分に合うパワーチャージ方法を開拓してみてください。
すき間の自分時間
仕事や家庭環境などによっては、なかなかひとりの時間を確保するのは難しいというかたもいらっしゃると思います。ここでは、物理的にひとりになれないかたのために、気持ちの上でひとりを味わえる自分時間のつくりかたについて解説します。
その場ですぐにできる方法を4つ挙げてみました。
不要な情報をシャットアウトしたり、目の前のことに集中したりすることがポイントです。
目を閉じる
目を閉じることで、視覚からの情報をシャットアウト。視覚的にひとりになる作戦です。職場でトイレに行ったときなど、そのまま目を閉じて自分の好きなことを思い浮かべてみます。
深呼吸
どこでもできる深呼吸。すって~~~、はいて~~~。ゆっくりとお腹まで息を届けます。呼吸に意識を集中することで、頭の中を占めていた雑多なことから一旦離れられます。
手帳を活用
手帳の中は自分だけの部屋のようなものです。部屋を飾るようにイラストを描いたり、こっそり本音を書き込んでみたりと、楽しんでみてください。
移動時間を活用
通勤時間はひとり時間のチャンスです。車移動ならばラジオや好きな音楽で鼻歌を楽しむもよし。電車やバスならばイヤフォンで音楽を聴いて周りの音をシャットアウトしたり、読書に没頭するのもいいですね。
熱い(または冷たい)飲み物を飲む
温度による感覚刺激がほどよいリフレッシュになります。席を立って飲み物を淹れる所作に意識を集中してみてください。
小さなことから、自分のためのひとり時間をはじめてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。