こんにちは。でこぺんです。
今回は、お月見が楽しくなる絵本を紹介しますね。
2021年の十五夜は9月21日(火)。十五夜に次いで月が美しい日とされる十三夜は10月18日(月)です。親子で一緒に楽しみましょう♪
お月見って?
お月見は、きれいな月を眺めるとともに、豊かな収穫に感謝するという風習でもあるそうです。
お月見の定番お団子やススキには、こんな意味も込められているそうですよ。
- お団子… 月に見立てた丸いお団子は、収穫への感謝の気持ちをあらわします。
- ススキ… 秋の七草のひとつで、災いから作物を守り、翌年の豊作を願います。
我が家のお団子、パパと長男はあんこ、私はみたらし、次男はまさかのそのまま(トッピングなし)が好きです♪
【0~3歳向け】お月見絵本
おつきさまこんばんは
ここが楽しい♪
屋根の上があかるくなって、顔をだすおつきさま。雲に隠れて困り顔、下を出したりにっこりしたり。表情ゆたかなお月さまに、見ているこちらまで笑顔になります。十五夜の日の空も晴れて、おつきさまに「こんばんは」できるといいですね。
おつきさまのパンケーキ
ここが楽しい♪
まんまるお月さまを、食いしん坊のたぬきさんがうっとり眺めています。「おいしそう。たべたいなあ」するとお月さまがとろとろ溶けだして…。
フライパン出して、バターも入れて。焼き上がりはお楽しみ。ホットケーキ好きなお子さんにはたまらない一冊です。
ぼく、お月さまとはなしたよ
こんなお話だよ
お月さまが大好きなクマの男の子。お月さまに誕生日プレゼントをあげたくて、山のてっぺんからお月さまに呼びかけます。
「こんばんは!」というと、お月さまも「こんばんは!」。「おやすみなさい」というと、お月さまも「おやすみなさい」。お月さまが照らす山やまに、クマの子のやさしい気持ちが響きます。
「こだま」をまだ知らない小さなお子さんにも楽しめるお話です。
大きくなって読むと、そうだったのかあと納得。大人も一緒に味わいたい、心温まる一冊です。
【4~6歳向け】お月見絵本
パパ、お月さまとって!
ここが楽しい♪
娘モニカのお願いにこたえるべく、はしごをかついだパパはお月さまをとりに出発。楽しい見開きページや、絵本を飛び出るほど長~いはしごなど、子供たちがわくわくする仕掛けがいっぱい。
大きな大きなお月さまを、どうやって持って帰るのか一緒に考えてみてくださいね。
14ひきのおつきみ
こんな絵本だよ
今夜は中秋の満月。14ひきのねずみたちも、力を合わせてお月見の準備をしています。どんぐりの実がゆれる大きな木をのぼり、枝を切って、ひもで結んで…。何をつくっているのかな?
美しい自然との共存をやさしく描いた、14ひきシリーズの一冊です。
おつきみおばけ
ここが楽しい♪
森の中で、だれかが泣いています。「あーん あーん、ママがいないよー。」
ママとはぐれたうさぎちゃんのために、お月見のしたくをするおばけちゃん。すすきを飾って、なぐさめて。おだんごに化けてあげました。喜んだうさぎちゃんはお団子をかじっちゃって…。
小さなおばけちゃんが、小さな小さなうさぎちゃんのためにがんばる、一生懸命なやさしさが伝わる絵本です。
【小学生向け】お月見絵本
ぽんぽんやまの月
こんな絵本だよ
ぽんぽん山で、かあさんの帰りを待つ4ひきの子うさぎたち。おつきさまのなかに、かあさんの姿を見つけます。
帰らない母うさぎを待つ子うさぎたちに、心やさしいやまんばがしたことは…。
誰かのためのやさしい気持ちを、あたたかく見守る誰かが必ずいる。思いやりがつながっていく一冊です。
きょうはそらにまるいつき
こんな絵本だよ
夕暮れの公園で、ベビーカーの中のあかちゃんに。バレエの練習を終えてバスに乗る少女に。山に暮らすくまの親子に。どこにいる、だれのうえにも月あかり。遠く離れた風景を、やさしいあかりがつないでいきます。
もしきみが月だったら
ここが楽しい
「月って、なにしてるとおもう?」こんな問いかけではじまる絵本。月の自転はバレリーナ。潮の満ち引きは、月と海との綱引き。
お月さまが、月の動きを楽しいたとえで教えてくれる、科学の入り口にもなる一冊です。
おわりに
ふだんは大人も子供もけっこう忙しくて、しみじみ月を眺める時間って意外に少ないものですよね。
月のきれいなこの季節、十五夜にちなんで一緒に絵本を読んだりお団子を食べたり、空を見上げたり。お月見が親子の楽しい時間のきっかけになるといいなあと思います。
楽しいお月見になりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。