
しとしと雨が続くと、お外に行けないなあ。
絵本を読んであげたいけれど、うちの子まだ字が読めないし…。
小さな子でも楽しめる絵本はないかな?



この記事では、0~3歳のお子さんにおすすめな雨の絵本を紹介します。
お部屋にいながら、体を動かしたりお散歩気分になれるような楽しい絵本を集めました。明るい色の絵本は、赤ちゃんも目で追って楽しむことができます。
読み聞かせが楽しくなるワンポイント解説もありますので、参考になればうれしいです。
雨の日に絵本をすすめる理由3つ


雨の日は外遊びにも行けず、お子さんも退屈してしまいがちですよね。そんな時は、絵本がおすすめ。0~3歳のお子さんに絵本をおすすめしたい理由は3つあります。
1 お家にいながら世界を広げられる
お家にいながらにして、ページを開けばさまざまな人やもの、景色に出会える絵本。お外に行けない雨の日にも、世界と子どもたちをつないでくれます。
2 スキンシップがとれる
読み聞かせは、お子さんとのスキンシップ手段でもあります。お膝に座らせて一緒にページをめくったり、絵本のマネをして体を動かすことで、楽しく触れ合うことができます。
3 気に入ったらひとりで楽しめる
うちの子がもっと小さかった時、親の私がいちばんありがたいと思ったのがこれです。
子どもが気に入った絵本を手の届く場所にそっと置いておくと、ひとりでめくって遊んでいることがあります。これがめちゃくちゃうれしかった…。
ママ大好きは勿論うれしいけれど、正直しんどい時もある。少しの時間でもひとりで楽しんでくれるのが、私にはすごく助かることでした。



子育ては毎日24時間。ママも休憩ほしいですよね。
0~3歳むけ絵本の選びかた
0~1歳の絵本選び
- はっきりとした鮮やかな色を使った絵本
- 短い言葉のリズムが楽しい絵本
読み聞かせって伝わるのかなと心配になりますが、大丈夫。言葉の意味は分からなくても、読んでくれる声のリズムや雰囲気を楽しんでいます。
赤ちゃんの時期には、はっきりとした鮮やかな色を使った絵本がおすすめ。目で追いながら一緒に楽しみましょう。
2~3歳の絵本選び
- 身近な出来事を描いた絵本
- 子どもの知っているもの・好きなものが出てくる絵本
2・3歳になったら、身の周りのものが登場する絵本に関心が出てくる時期。雨にまつわるものだと、カサ、長ぐつ、水たまり。カエルやカタツムリなどの生き物もいいですね。
お子さんの好みや興味に合わせて選ぶと、お気に入りを見つけやすいです。
0~3歳におすすめ 雨の絵本6選
ぴょーん
おはなし紹介
『かえるが… ぴょーん』
『こねこが… ぴょーん』
雨ふりといえばカエルさん。
「ぴょーん」の掛け声にあわせてページをめくると、カエルも全身をのばして大きくジャーンプ。
ページをめくるたびに、犬や子猫たちも、次々にジャンプ。子どもも大人も思わず笑顔になる、「ぴょーん」の繰り返しが楽しい絵本です。
読み聞かせワンポイント
「ぴょーん」のかけ声にあわせて、一緒にジャンプしてみましょう。
月齢の小さなお子さんには、絵本を「ぴょーん」に合わせて動かして見せたり、手を取って軽くゆらしてあげたりしても楽しいですね。
イベントや大人数での読み聞かせには、大型絵本バージョンも出ています。37cm×37cmの大型絵本で、みんなでジャンプしてみるのも楽しそう。
大型絵本は、相場が1万円前後というまさかの価格帯なので、図書館で借りることをおすすめします。絵本とは別コーナーに置かれている場合もあるので、見つからない時にはカウンターで声をかけてみてくださいね。
ぞうくんのあめふりさんぽ
おはなし紹介
あめふりのなかを、ごきげんで散歩にでかけたぞうくん。
かばくんも散歩にさそったら、「池のなかならいいよ」ですって。
わにくん、かめくんもやってきて、お池はどんどんふかくなり…。
のんびりぞうくんのほのぼのお散歩、ラストはどうなる?
おすすめポイント
みんな大好き「ぞうくんのさんぽ」の続編です。
前作を知らない人ももちろん楽しめるほのぼのしたお話。
ラストのばっしゃーん!は何回読んでも盛り上がります。
もう1回、もう1回と読んでいると、「くるぞ、くるぞ」と子どもがウキウキ期待しているのが感じられて、それもうれしい。
おさんぽおさんぽ
おはなし紹介
足下にいるのは、かえるさん。
それからカタツムリ、雨粒でぬれたお花、そして水たまり。
水たまりを見つけたらもちろん・・・
最初は片足バシャ。
次は両足バシャバシャ!
外に出られない雨の日にも、お散歩気分になれる楽しい絵本です。
おすすめポイント
この絵をぜひ見てほしい!
水彩で塗り重ねられた、ちょっとなつかしいタッチの絵。
長靴がうれしくてたまらない男の子の足下に広がる世界が、ていねいに描かれています。
歩きはじめた小さな子どもにとって、ちょっと特別なアイテム長靴。
そのうれしさ誇らしさ、いっぽを踏みしめるよろこびが伝わってくる絵本です。
うちの子も1歳のころ、晴れた日にも長靴をはきたがっていたなあ。
あめふりくまのこ
おはなし紹介
おやまに あめが ふりました♪
みんなが知っているあの童謡の絵本です。この歌が作られたのは、なんと1961年(昭和36年)だそうです。
おばあちゃんが子どもだった頃から歌い継がれてきて、いま私たちが歌い、これから子どもたちも歌い継いでゆくのだと思うと、すてきですね。
おすすめポイント
読み聞かせるというよりも、いっしょに歌いたくなる絵本。幼稚園や保育園でもよく歌われるので、知っている子も多いはず。
ぜひ、お子さんと一緒に口ずさんでみてください。
ぴっちゃんぽっちゃん
おはなし紹介
「きょうは あめが ふってるね」から始まる、こねこのプチュのお散歩。
水たまりや、よちよちありさん、葉っぱのうらのちょうちょさん。
出会うものひとつひとつを楽しみながら、プチュのお散歩は続きます。
ことりたちといっしょに歌いながら、空を見上げたら、そこには…。
読み聞かせワンポイント
一緒にお散歩するような気持ちで、のんびりページをめくってみましょう。
プチュをとおしてえがかれるのは、子どもの目から見たようなやさしい世界。
葉っぱだね。ありさんだね。なんて指さししながら、生きものや景色を一緒に楽しんでみてください。



自分的BGMはセカイノオワリのRAINです。
虹がかかる~空には~♪
あめかな!
おはなし紹介
ぽつり。ぴしゃっ。ばしゃっ。
あかいしずく。あおいしずく。ぐんじょう、むらさき。空から降ってくるなないろのしずく。
ざあざあ雨があがったら、ももいろの光がおりてきて…。
読み聞かせワンポイント
とにかくきれいな色と音。
赤ちゃんも興味を持ちやすいあざやかな雨の色は、見ているだけでも楽しいです。
ぽつっ。ばしゃっ。などの擬音語も、子どもの好きなポイント。
気に入った音があったら、くり返し聞かせてあげましょう。
おわりに
以上、0~3歳のお子さん向け、雨の絵本についてのお話でした。雨の日の長いおうち時間に、なにかお役に立てたならうれしいです。



おすすめ絵本は随時追加していく予定ですので、よかったらまた覗いてみてくださいね。



最後まで読んでくださってありがとうございました。