マッサージはお好きですか?
私は大好きです。肩甲骨のあたりをぐーっと押されるのはたまらないですし、マッサージクッションも愛用しています。
マッサージで体をほぐすのは最高に気持ちいいですが、そもそも体に疲れを溜めなければもっと快適すごすことができますね。
この記事では、心と体の緊張をこまめにほぐす方法について解説していきます。
無意識に緊張している
ふと気が付くと、肩に力が入っている。呼吸が浅くなっている。そんな経験はありませんか。
外部からの刺激への感受性には、個人差があります。HSPや内向型など刺激に対して感受性の強い特性をもっている人は、音や話し声、周囲の雰囲気などをいつも敏感に感じ取っています。
学校や職場は人も多いぶん刺激もたくさんあるので、次々に流れ込んでくる情報に疲れてしまったり、刺激に翻弄されないように無意識に気を張っていることが多いです。
また、一人で作業をしているときにも、物事に対してつい集中しすぎたり、あれこれと考えをめぐらせながらつい頑張りすぎたりして体がガチガチになっていることもあります。
心が緊張すると、体に力が入りますね。いつも力が入っていると、血流が滞ったり呼吸が浅くなったりして、体が凝ってしまいます。
体の緊張を意識する
マッサージが好きということは、体が凝りやすいという一面があるかもしれません。私もまさにそうです。こうしてブログを書いていても、気づけば呼吸が浅くなっていますし、作業に集中するほど肩に力が入ります。
苦手な場面だけでなく、好きなことをしているときにも、体に力を入れてしまっていることがあるのです。
まずは、体の緊張を意識することから始めてみましょう。
「今、自分の体は緊張してるかな」と意識してみてください。けっこうな確率で、体に力が入っていることに気づくのではないかと思います。
これを何回も続けていくうちに、体が緊張しやすいタイミングが分かってきます。人と話してるとき呼吸が浅いな、とか、デスクワーク中は肩に力が入ってるな、など自分のパターンが見えてくると思います。
緊張はその場でほぐそう
「今緊張してるな」と気づいたら、その場ですぐにほぐしましょう。方法はいろいろありますが、ここでは「深呼吸」と「肩回し」を紹介します。
どちらも手軽にできますし、30秒もあればトライできますのでよろしければお試しください。その都度ゆるめていく習慣をつけることで、大きなコリを溜めずにすみます。
自分の状態に気づいて改善することは、「自分を大切にする」という自尊感情にもつながります。
ふか~く深呼吸
すって~~~~、はいて~~~~、のリズムで深くゆっくりと呼吸しましょう。深呼吸をすると、ほっとして心がほぐれます。心がほぐれると、体の緊張もゆるんでいきます。お腹においしい空気を届ける気持ちで、丁寧に呼吸してみましょう。
30秒間ほど繰り返します。呼吸なら、どこでも手軽にできますね。
ぐるぐる肩回し
仕事中だけでなく、たとえば家事の途中や読書中などにも、肩に力が入っているなと思ったら手を止めて、肩を回してみましょう。肩甲骨のあたりに滞っていた血流が巡っていくように感じると思います。
心の中で自分に「おつかれさま」を言いながら、ぐーっと伸びをするのもいいですね。
自分を大事にしている感覚
こまめに自分の状態をメンテナンスすることで、大きな疲れがたまりにくくなり、より軽やかに毎日を過ごすことができるようになります。
こうして自分が自分を大切にすることは、「自分は大切な人なんだ」という自尊感情をはぐくむことにつながります。緊張していた自分を責めるのではなく、がんばっているねと労わって緩めてあげてくださいね。
自分の心と体をほぐして、毎日が心地よいものになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。